【Firestorm】読みづらい日本語フォントにさよなら!ビューワーの日本語フォントを変える方法
こんにちは。みかどです。
今回は、Firestorm ビューワーの日本語フォントをキレイで読みやすいものに差し替える方法をご紹介します。なお、操作ミスによる動作不良や破損などについては一切責任を取れませんので、本改造は自己責任にて行って下さい。
Second Life の日本語フォントが汚いワケ
Second Life のビューワーは、通常いくつかの用意されたフォントの中から好みのものを選べるようになっています。しかし、用意されたフォントはどれも英字のみのフォントなので、日本語フォントは変更されません。筆者はフォントが汚いと気に障るタチなので、正直かなり気になっていました。
それでは、日本語フォントを変更する方法を以下に紹介していきます。
実際にフォントファイルを置き換えてみる
1. まずはバックアップを
ビューワーの中身をイジりますので、必ずバックアップを取っておいてください。
今回は Firestorm のインストールフォルダ中の fonts フォルダの中身を変更しますので、何も手をつけていないまっさらな状態の fonts フォルダをコピーし、『fonts_backup』など適当にリネームして置いておきます。
2. 使いたいフォントファイルを用意
置き換えて使うためのフォントファイルを用意します。今回、私はシンプルで読みやすいフリーフォント『源真ゴシック』に置き換えていきます。
源真ゴシックのダウンロードはこちらから
このとき、フォントファイルは拡張子が .ttf のものを用意しましょう。.otf のファイルに置き換えた場合に正常に動作するかは保証しかねます。また、フォントを選ぶ際には
- 通常
- 斜体 ( Italic や Oblique と付いているもの)
- ボールド (太字)
- ボールド斜体
- 等幅 ( Monospace )
の5種類が揃っているものが望ましいです。…が、正直『通常』『ボールド』『等幅』さえあれば斜体はなくても大丈夫です。
3. フォントファイルの置き換え
今回、私は『DejaVu』フォントを置き換えていきます。DejaVu フォントに該当するファイルは
- DejaVuSans.ttf
- DejaVuSans-Oblique.ttf
- DejaVuSans-Bold.ttf
- DejaVuSans-BoldOblique.ttf
- DejaVuSansMono.ttf
の5つです。用意した源真ゴシックを、これらに対応するようリネームします。そうすると、このフォントは『見かけ上は DejaVu だけど中身は源真ゴシック』なフォントになります。
なお、源信ゴシックには斜体がありませんので、斜体に該当する部分は通常かボールドでそれぞれ代用してしまいました。
最後に、リネームしたフォントを fonts フォルダにコピーします。
手順は以上です。実際に Firestorm を起動して確認してみましょう。ここで日本語フォントが置き換わっていれば成功です。お疲れさまでした。
【追記】2017/12/30
おまけ - 『gdipp』を導入して、フォントの描画を根本からキレイに
Windows ユーザーの筆者は、フォントの置き換えのほかにも『gdipp』というフリーソフトを用いて Windows 上に表示されるフォントの描画を根本からキレイにしています。
【訂正】Firestorm には独自のフォントレンダラが搭載されているため、gdipp や Mactype などのソフトウェアでフォントレンダラを変更しても Firestorm のフォント描画をキレイにする効果はないみたいです。OS 上のフォント描画はキレイになります。
gdipp の概要や導入方法などについてはこちらのサイトで詳しく解説されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。