【=ASR= Philo Sophia】bento対応の『aeonヘッド』使ってみて感じた「良いところ」と「気になるところ」簡単に紹介します!
こんにちは。みかどです。
今回は筆者が愛用するアニメアバター「=ASR= Philo Sophia」に付属する bento 対応アニメヘッド『aeon ヘッド』について、使ってみて感じた「良いところ」「少し気になるところ」を紹介していきます。アニメアバター選びに迷っている方の参考のひとつになれば幸いです。
bento 対応ヘッド ⇒ シェイプで顔の形が変えられる!
bento 対応ヘッドと言われてもピンと来ないかもしれませんが、要は「シェイプの編集から顔の形が変えられる」ということです。
顔立ちを変えられない既存の一般的なアニメヘッドと違って、この aeon ヘッドのような bento 対応ヘッドならシェイプ次第で自分だけのキャラクターを作り上げることができるのです。
同じ bento 対応のメッシュヘッドには Catwa の『Catya』なんかがありますが、こちらはリアルアバター向けである上にメチャクチャ高価です。(お値段なんと5,010 L$)
ちなみに、M3 ヘッドや Kemono でおなじみの Utilizator からも bento 対応ヘッド『Normie』(500 L$)がリリースされました。気になる方はこちらも要チェックです。
豊富なオプションパーツ
アニメヘッドは、Maitreya などの異種ボディと組み合わせる際に首のつなぎ目が開いてしまうことがあります。そのため、他のアニメヘッドでは別売りの"首を伸ばすパーツ"を装着してヘッドとボディを繋ぐことがあります。aeon ヘッドでは、そんな"首を伸ばすパーツ"が標準で付属しています。
また、『Sophia aeon Tooth』という"歯"のパーツも通常版・八重歯版の2種が付属しています。aeon ヘッドの口内はデフォルトの状態でも申し分ないクオリティですが、より高精細な歯のパーツを用意するところに作者の強いこだわりが感じられますね…
HUD の使い勝手
1. 表情 HUD
表情 HUD は非常に多機能です。それ故ひと目で見てすぐに使いこなすのは難しいですが、裏を返せばそれだけ細部までこだわり抜けるということです。それでは、以下に詳しく解説していきます。
"EXPRESSIONS"タブからは
- 目の位置・開き具合
- 涙の ON・OFF
- 左右それぞれの目の開く・閉じる
- 頬染めの度合い・種類
- 眉毛の位置・長さ・形
- 鼻の形
- 口の形・開き具合
- 舌の出し方
これらを数段階に分けて細かく設定することができます。特に舌の出し方の項目は凝っていて、"licking"を選択すると舌をペロペロと動かすことができます。
また、"CUSTOMIZE"タブからはヘッド、まつげ、眉毛、舌、頬染め、涙のスキンをそれぞれ選択することができます。
作った表情は、HUD 右端にある①~⑥の番号ボタンにプリセットとしてそれぞれ保存・読み込みすることができます。
さらに、PoToPo (Pose To Pose)ボタンを押すことでプリセットに登録した表情をループさせ、連続的に変えることもできます。ループのさせ方はプリセット⑥の下にある設定ボタンから変更することができます。
2. 瞳 HUD
"EYE CONTROL"タブからは、
- 視線の制御("LOOK"、両方の瞳が同じ方向を向く)
- 視線の制御("FOCUS"、両方の瞳が顔の中心を対称に動く)
- 瞳のサイズ調整
- オート視線移動の ON・OFF
これらを設定することができます。aeon ヘッドは、通常は視線がランダムに移動する、もしくは Alt + 左クリックで注視した場所を見つめるようになっています。
視線を制御するためには、まず"AUTO"ボタンを押してオート視線移動を OFF にする必要があります。
また、"CUSTOMIZE"タブからは白目の影・瞳・ハイライトのスキンの選択、透明度の変更、フルブライト(明るさを全開にするかどうか)の ON・OFF、グローの強さの変更をそれぞれ行うことができます。
aeon ヘッドの少し気になるところ
基本的にとてもいいヘッドなのですが、使っていると気になる点がいくつかあります。
1. HUD で作った表情が意図せずデフォルト顔に戻ってしまうことがある
何らかのオブジェクトを装着、もしくは取り外しした拍子によく起こる現象です。デフォルト顔に戻ってしまった場合は登録しておいた表情プリセットをクリックして Load し直せばよい話なのですが、わりと頻繁に発生するので少々手間に感じてしまいます。
2. 表情 HUD がエラーで操作を受け付けなくなってしまうことがある
表情 HUD の中でも特に口周りをいじっている時によく発生します。エラーで操作を受け付けなくなった場合、HUD を一旦取り外してまた装着し直すことで対処しています。
3. 下まぶたの表示が崩れてしまうことがある
ふとした拍子に頻繁に起きる現象です。白目とまぶたの間隔を修正した眼球パーツが作者の Marketplace ページから無料配布されていますが、それを装着してもこの現象は改善されませんでした。
aeon ヘッドを右クリックすると一旦は収まりますが、しばらくするとまたこの現象が起きてしまうため、やはりどうしても気になってしまいます。
総評
以前ボディのみを紹介したエントリでは"筆者は Utilizator の M3 Anime Head と組み合わせて使っています"と書きましたが、ここ最近はヘッドとボディどちらも Philo Sophia を使っています。
aeon ヘッドを使い始めたきっかけ、実はこうしてレビューを書くためだったのですが、気付いたら瞳のテクスチャを自作してしまう程ドハマリしていました。
Philo Sophia ボディ同様、M3 ヘッドや Kemono といった「誰でも簡単に扱えて安定して可愛く作れる」ようなアバターと違ってやや玄人向けな感はありますが、キャラ作りの自由度の高さも相まって、使っていて楽しいヘッドなのでオススメです。
また、以前まではボディとヘッドのフルセットのみの販売でしたが、先日ヘッドのみ(650 L$)での販売も開始されたのでお買い求めやすくなっています。