公式ビューワーは捨てよう!『Firestorm Viewer』のススメ
Second Life を始めるとき、誰しもが公式のビューワーで遊び始めるかと思いますが、残念ながら公式のビューワーは 機能面において後発のサードパーティ製ビューワーに劣ってしまうのが実情です。
なので、今回は Second Life を始めたばかりの初心者からヘビーユーザーまで、誰もが快適に使える Firestorm Viewer を紹介していきます。導入しておいて損はないですよ。
ビューワーとは
簡単にいうと、Second Life を遊ぶためのブラウザみたいなものです。公式ビューワーが Internet Explorer なら Firestorm は Firefox のようなポジションにあると思ってもらえればいいです。
一般的なネトゲでいう『クライアント』をユーザーが好きに選べるのは、他のネトゲと違うところです。
自分好みのクライアントを選んで使うという点では、人によってはブラウザよりも Twitter クライアントに近い感覚かもしれません。
Firestorm を導入すべき3つの理由
- 64ビット OS に対応している
- 豊富なカスタマイズ性でかゆいところに手が届く
- ビューワーに AO を組み込めるなど、Firestorm にしかない便利機能がある
以上の3点について、順を追って説明していきます。
1. 64ビット OS に対応している
残念ながら、公式のビューワーは32ビット OS 用に作られています。ただでさえ処理が重い Second Life において、自分の PC のスペックを最大限に発揮できないのでは遊べるものも遊べません。
2. 豊富なカスタマイズ性でかゆいところに手が届く
Firestorm Viewer のひとつの特徴として、ユーザー好みにカスタマイズできる項目が非常に多いです。
例えばビューワのスキンをカスタムしたり、ツールバーのボタン配置を変更したり、グラフィックやライティングの設定を細かく変更したり…
自分が使いやすいようにとことん手を加えられるのが特徴です。もちろんそのままでも使えます。
導入したらまず設定すべき項目については、こちらのエントリで紹介しています。
3. ビューワーに AO を組み込めるなど、Firestorm にしかない便利機能がある
これはちょっと裏技的な設定ですが、例えばこんな機能があります。
読んで字の如く、飛行禁止エリアでも飛行できるようになります。(悪用厳禁!)
AO をビューワに組み込める
AO (Animation Override, 立ちモーションや歩きモーションの上書き) は通常、このような HUD を装着することで機能するように作られています。しかし、AO の HUD を装着するということはそれだけ重い処理をするスクリプトを身につけるということだし、画面を塞ぐので単純に邪魔ですよね。
AO を Firestorm に組み込むことで、HUD なしでも AO を動作させることができるようになります。
ボタンに組み込んだあとは、チェックボックスにチェックを入れることでいつでもワンタッチで AO を ON・OFF することができます。
この機能の使い方については、別のエントリで詳しく解説する予定です。
いかがでしょうか?1つのエントリでは全ての機能は紹介しきれませんが、それほど Firestorm は奥が深いビューワーになっています。
以降、このブログでは Firestorm の利用を前提に話を進めていきます。いま現在公式のビューワーをお使いの方は、Second Lifeを快適に遊ぶためにも Firestorm の導入を強くオススメします。
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